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マスメディアは中国、朝鮮半島関連の人名、地名をカタカナに統一できないのか

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いくつかの新聞記事記事引用

まず、今日の産経新聞の記事をいくつか引用する。なおカッコ内のカタカナは、実際の紙面ではルビになっている。

首脳級会談で正恩氏の親書

【ソウル=名村隆寛】
平昌五輪の開会式に合わせて訪韓した北朝鮮の金永南(キムヨンナム)最高人民会議常任委員長や金正恩(ジョンウン)朝鮮労働党委員長の妹、金与正(ヨジュン)党中央委員会第1副部長らは、10日、ソウルの韓国大統領府で文在寅(ムンジェイン)大統領と会談した。
~中略~
文氏は訪朝招聘に対し「「今後、(訪朝のための)条件をつくっていこう」と述べる一方、北朝鮮側に「南北関係の発展には早期の米朝対話が必要だ」と伝えた。」

米韓演習 安倍首相に文氏反発

【ソウル=名村隆寛】
韓国大統領府高官は10日、9日の日韓首脳会談で安倍晋三首相が米韓合同軍事演習を延期すべきではないと主張したことに対し、文在寅大統領が「わが国の主権の問題であり、内政問題だ」と反発したことを明らかにした。

 聯合ニュースなどが報じたもので、安倍氏は会談で、非核化に向けた「北朝鮮の真摯(しんし)な意思と具体的な行動が必要だ」とし、演習を延期せず予定通り行うことが重要だと述べた。

 文氏は安倍氏の発言が、北朝鮮の非核化が進展するまで演習を延期するなという趣旨と理解するとした上で、「首相がこの問題を直接取り上げ論じては困る」と不快感を示した。

 韓国側から演習延期の要請を受け、平昌五輪期間中は演習を行わないことで米韓が合意。マティス米国防長官は、平昌パラリンピック(3月9~18日)終了後に実施するとしている。

笑顔一瞬、表情冷淡 金与正氏 相手見下す?

【ソウル=名村隆寛】
ソウルの韓国大統領府で10日に行われた南北首脳級会談には、北朝鮮側から金永南(キムヨンナム)最高人民会議常任委員長や金正恩朝鮮労働党委員長の妹、金与正(ヨジョン)党中央委員会第1副部長ら4人、韓国側からは文在寅大統領ら5人が臨んだ。

 会談の冒頭で目立ったのは金与正氏の表情だ。金永南氏に続き文氏から握手を求められた金与正氏は、握手の瞬間こそは笑顔を見せたものの、直後には一転し冷たい印象を与えた。まるで、相手を見下しているかのような冷淡さも漂わせていた。

 金与正氏は9日の韓国到着の際に、空港の貴賓室で金永南氏に席を譲ろうとするなど、優しい表情を見せた。この日の会談でも、北朝鮮代表団には笑顔で応じた。しかし、宿所を出る際などは一貫して周囲に冷たさを感じさせた。必要な時以外は表情を変えず、安易に笑顔を見せなかった。

 文氏ら韓国側は、そうした金与正氏の態度を全く気にせず、金日成主席直系の孫娘を手厚くもてなした。韓国側からは実質ナンバー2の任鍾●(イムジョンソク)大統領秘書室長、趙明均(チョミョンギュン)統一相、情報機関トップの徐薫(ソ・フン)国家情報院長らが会談に参席。
引用者注)●=析の下に日

韓国大統領には呆れてしまう

韓国大統領の言動にはただ「呆れる」という言葉がピッタリだろう。
しかし、それはもう改めて話題にすることではないと思うし、くどいが「呆れる」以上の言葉が出てこない。
日本のリスク管理上は困るのだが、もう勝手に北朝鮮に占領されてしまえば良いと思ってしまう。

中国、朝鮮半島関連の人名、地名の表記はカタカナにしてほしい

さて、ここで言いたいのは、中国や朝鮮半島の2つの国に人名、地名の表記に漢字を使うのをやめてカタカナにしてほしいということだ。

一度くらいルビでふりがなを振ってくれたからって覚えられない。
実はふりがながない時にぼくは次のように読んでいる。

平昌五輪:へいしょうごりん
文在寅:ぶんざいとら、あるいは、ぶんざいなんとか(「ぶんざいいん」が日本語読みだと今、Wikipediaで知った)
金正恩:きんせいおん
金与正:きんよせい

いまだに、「金正恩」をキムジョンウンと読むこともできないのだ。これはこれで問題かもしれないが・・・
「朴槿恵」(パククネ)は名前の一文字目が読めないのでずっと「ぼくなんとかえ」だった・・・
これも、今調べて「ぼくきんえ」、「ぼくけんけい」と読めることを知った。

先日の投稿内に「ピョンチャンオリンピック」と書いたが、実はこれも普段は「へいしょうオリンピック」と読んでいるのだが、「平昌五輪」をググって。「ピョンチャン」だと確認した次第。「平壤」はもちろん【へいじょう】。

ここまで読めないとぼくの知能程度が疑われてしまうかもしれない。でも、同じ漢字を使っているが読み方が全く異なるのであれば、それをちゃんと読めということはその国の言葉を覚えろと言われているのと同じだ。ぼくにはそんな気が毛頭ないので脳のどこかの回路が拒否しているのかもしれない。

もっとも一応北でも南でも戸籍には「漢字名」が記載されているけれど、少なくとも韓国では、ハングルという朝鮮語を表記するための優秀な表音文字を作られたので、今では漢字はほとんど使われていないと聞いたこともある。
地名では、「ソウル」はハングルのみのようだ。

歴史的理由

中国の人名、地名は日本語読みで、朝鮮半島の人名、地名は現地語読みになっているのはなぜか。ぼくが知っている理由は、政治的合意だ。
中国とはお互いに自国語で、韓国とは、お互いに現地語でということになり、
「金大中」【きんだいちゅう】がある時突然【キムデジュン】に変わった。このときはまだ若かったからか覚えられたような記憶もある。在日韓国人が「韓国人名を日本語読みで放送するのは人権侵害だ」と起こした訴訟も関係しているらしい。北朝鮮に関しては、そんな合意があるわけないので、韓国と一緒に扱っているだけだろう。ちなみに韓国は本件でも昨今の慰安婦問題同様、そんな同意は完全に無視しているようであるが・・・

なお、世界的に同じ文字を使っていれば、自国語の発音で読むことが多いようだ。
よって、中国との関係のほうが正常であると考えるが、彼らの自虐的性格に合わせたのだろう。また、韓国が漢字を捨てたというのならハングルの表音をカタカナ表記するということで合理的な説明がつく。

でも、やはりカタカナ表記にしてほしい

しかし、中国の人名、地名も日本語読みしていると日本から一歩外に出たら通じないというデメリットもある。また、中国で最近使われている漢字は日本と異なるものになってきている。韓国でも、上に引用した3番目の記事にあるように新聞の活字にはあるが、少なくともぼくのPCでは表示できそうもない漢字を使っている。中国も朝鮮半島の国も漢字を使っていない国とみなしてもいいのではないだろうか。

漢字を使っているかどうかというような大きな問題として捉えなくても単純に中国、朝鮮半島の2つの国を含めた外国の人名、地名はすべてカタカナ表記に統一していただければ良いし、そうすることに何か問題があるのだろうか。
アルファベット等を使っている国の人名や地名はアルファベット等は書かずにカタカナ表記だけで問題は起きていないと思うのですが。

例えば、
「トランプ、文、安倍の三首脳会談が任川で開催」

「トランプ、ムン、安倍の三首脳会談がインチョンで開催」
としていただきたいのだ。

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