結論
Windows 10の更新後、 「profsvc サービスに接続できませんでした」 と表示されて、PCが動かなくなってしまってお困りの方は、 OSのリカバリーをする前に 「以前のバージョンに戻す」 を試してみてください。
ただし、詳細はこの記事の最終部分に記載しますが、 この解決策に根拠はありません。
管理人が実際にやってみて、うまくいったというだけです。
同じことを行うのであれば、あくまで、自己責任でお願いします。
なお、これも無責任ではありますが、この解決策を試しても、 状況を悪化させるようなことはないとは思います。
原因の想像
管理人の想像ですが、この問題は、 PCの管理者権限を持っていない(Administratorではない)ユーザーのアカウントで Windows 10の更新プロフラムを実行してしまうと発生するようです。
解決方法
同じことを行うにしても様々な方法があるでしょうが、とにかく管理人が行った方法を紹介します。
最初は、ちょと乱暴です。
- 電源ボタンを押し、起動画面が表示されたら、再度、電源ボタンをシャットダウンするまで押し続けて「強制終了」します。
- この強制終了を二回以上続けて行い、「自動修復を準備しています」と表示されれば、強制終了の操作を止めます。
- 「自動修復」の画面が表示されるので「詳細オプション」をクリックします。
- 「オプションの選択」の画面が表示されるので「トラブルシューティング」をクリックします。
- 「トラブルシューティング」の画面が表示されるので「詳細オプション」をクリックします。
- 「詳細オプション」の画面が表示されるので「以前のバージョンに戻す」をクリックします。
- アップデートを戻す作業が開始されます
- 自動的に再起動されます。
- 管理者権限を持っているアカウントでサインインします。
- 自動的にWindows 10の更新が開始されます。
- 非常に生意気なコメントが表示されながら更新が続き、更新が終了すると無事に以前と同じ状態で利用できるようになります(管理人の場合はなりました)。
ことの発端
2018年6月19日22時頃、我が家で使用しているPCの1台が、突然動かなくなった。
昨年末に購入した某社のプリンター(インクジェット複合機)を無線で利用しているのですが、2階建ての家で、 PCもプリンターも1階にあり、無線LANルーターは2階にあるせいか、時々、接続が悪くなるので、いっその事USB接続にしちゃおうと思い、何mのUSBケーブルを購入すればいいかと、紐を使って確認していたら、 家内が来て 「パソコンが、なんか変なメッセージが出て動かなくなった」 と。
紐を引きずりながら、2階へ移動。 利用していた時の様子を聞くと、
PCを使おうと思ったら、Windows 10の更新が勝手に始まってしまい、 仕方ないので、他のことをやっていて、戻ってサインインしたら、 画面に 「profsvcサービスに接続できませんでした」 と表示されるようになってしまったとのこと。
その画面のままの状態で見せられました。
原因について
この問題の原因について、問題が起きてから解決するまでのどこかで自分なりに考えたわけですが、 どの時点か定かではありませんし、ここで、先に記載しておきます。
重複しますが、管理人として、この問題はPCの管理者権限を持っていない(Administratorではない)ユーザーのアカウントで Windows 10の「ある更新プロフラム」を実行してしまうと発生すると考えています。
ただし、これは、次に書こうとしている解決策を探る中で考えた一つの仮説に過ぎず、何も根拠がありません。
管理人は、一つ大きな勘違いをしていました。
というのは、管理者権限がなければWindowsの更新はできないと思っていました。
そうではなかったようです。
でも、これは非常におかしな仕様だと考えています。おかしなというか奇妙なというか・・・
単なるアプリのインストール等に制限がある人が、根幹たるOSの更新はできてしまうなんて本末転倒と言わざるを得ません。
マイクロソフトさん、どう思われますか?
まさか、OSの更新は我々が提供しているんだから、誰がやっても安全だとか言わないでしょうね 笑
そういえば、退職前の勤務先では、OSの更新も情報システム関連部署に一部、管理されていました。 面倒なことやるな~と思っていたんですが、今は、あれも組織防衛上、必要だったかもと考えています。
解決への流れ
何だこれ?
と思いながら、まずは検索してみると、 5月頃から同じような現象が多々発生しているようで、 会社のPCが全滅してしまったところもあるとのこと。
原因はあるウィルス対策ソフトとの相性の問題という記載が目についた。
それで、解決策は?
と、いくつかのサイトを見たが、結局、 管理人が確認した範囲ではOSのリカバリーしかないように思えた。
しかし、リカバリーとなると、個人ファイルは残せてもアプリは全滅してしまう。
面倒だな~と思いながらも、ここはリカバリーをするしかないと心を決めた。
そして作業に入ったのだが、なんとなく思った。
更新前の状態に戻せるんじゃないか?と。
「システムの復元」ってあったよな~
トライ!
残念ながら復元ポイントはなかった。
でも、あれ?
「以前のバージョンに戻す」 っていうのがある・・・
これって、文字通りなら・・・
でも、どこまで戻るの?
比較的慎重な性格の娘が、「騙されて」、Windows 10に更新させられてしまった時のことが脳裏に浮かんだ。 あの時、彼女は、本当に悔しがっていた・・・
実は、今、問題になっているPCはかなり古いというか、Windows 10対応を全く想定しないマシン仕様で購入したものなので、 Windows 10を立ち上げるだけで一苦労なのだ(シャットダウンすると次回の起動時間が長いので、スリープにしかしていない環境破壊型PCになってしまっている)
以前のバージョンって、Windows 7?
本来なら、この時点で 「トラブルシューティング」、「以前のバージョンに戻す」 とかをキーワードに検索するところではあるが、 なぜか、その時は面倒で、 試しちゃえという気分だった
ちなみに、素面でした 笑
結果オーライ!!
リカバリーせずに修復することができた。
ということで、これまでの経験と勘だけを頼りにした理論のない少し恥ずかしい実体験のご紹介でしたが、 どなたかのお役に立てば幸いです。