吉田拓郎、パーキンソン病、日々の雑感、良さげな商品・情報のご紹介等、とっぽい男が気ままにつづります。

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健康

わき腹、背中の痛み

投稿日:2016年3月29日 更新日:

海外出張中にわき腹、背中に激痛

先日、海外出張中に突然、左のわき腹から背中にかけて、あばら骨の直下あたりに激しい痛みを感じた。
トイレに行くと、尿が見た目にはっきりとわかるような血尿。色が赤いのだ。
実は、その日の朝、トイレに行ったとき、尿の色がいつもより濃いような気がしていた。
痛みは治まらず、現地の病院を受診、血液検査、尿検査、エコー検査の結果、尿路結石(腎結石)だろうとの診断。
抗生物質、痛み止め、胃薬の処方を受け、お尻に痛み止めの注射を打ってもらった。
翌日も痛みが出、再度、注射を打ってもらった。
その後、痛みは落ち着いたが、予定を早めて帰国。

日本で再診

日本で、再診を受けるが、既に尿に血液は混じっていないし、エコーでも石は見つからないとのこと。
既に体外に出てしまったのだろうということであった。
今回は、幸い、軽くて済んだが、
尿路結石の痛みは、人間が感じる「三大痛みの一つ」なんて言われていた時代もあるとのこと。

この痛みは人間が感じる「三大痛みの一つ」なんて言われていた時代もあります。一番痛いのがくも膜下出血。二番目が心筋梗塞。三番目がこの尿路系の結石です。
一番目と二番目は数十年前は即死亡につながる病気でしたので、その痛みを感じた方は痛み方を人に伝えられないね、なんて軽口を私たちは言っていました。つまり、尿管結石・腎結石はそこまで痛い病気であり、再発もする患者さんにとっては非常につらいものだったのです。

腎結石の患者さん,今まで間違った指導をしてきてごめんなさいより

さて、私も日本で再診を受けるまで間、どの病院に行こうかと迷い、ネットでいろいろと調べました。
すると、まず、わかったことは近所の少し大きめの病院には、常駐の泌尿器科医がいないこと。
外来の受診日が週に2日だけとか、限られている。
考えてみると、泌尿器科というのは、

腎臓・尿管・膀胱・尿道などの尿路系、または副腎等の内分泌系、陰嚢内臓器(睾丸・副睾丸・精索)・陰茎・前立腺などの男性生殖器系(女性生殖器系は含まれない→産科学や婦人科学の領域)を取り扱う

泌尿器科学 --- Wikipedia2015

ということだから、内科や外科に比べたら、患者の数も少ないし、医者の数も少ないのだろうと、勝手に納得し、結局、「皮膚科・泌尿器科」の町医者に掛かった。この「皮膚科・泌尿器科」というところは、よくみかけるが歴史的に意味があって、泌尿器科というのは、

外科学の腹部外科の領域において、腎臓、泌尿器を扱っていた分野が始まりで、欧米では現在でも外科学の一分野として扱われることが多い。
日本では「皮膚泌尿器科学」という名称で、外科学から分離し創設されていった。
これは性病などの疾患と症候が皮膚科学と泌尿器科学とで重複するものが多かったためで、現在でも標榜科には「皮膚泌尿器科」という名称が残っている。

泌尿器科学 --- Wikipedia2015

ということだ。

さて、何を言いたいかというと、体内にできてしまった結石が大きい場合、治療ということになるわけであるが、その場合、大学病院のように大きな病院にやみくもに行けば良いというわけでもないということがわかった。
様々な治療法があるようなのだが、最新の治療をできる医療装置を備えている病院は限られているようだ。
もし、この病気になってしまい、治療が必要な場合には、病院にどんな装置があるかを調べておいたほうが良い。

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