吉田拓郎、パーキンソン病、日々の雑感、良さげな商品・情報のご紹介等、とっぽい男が気ままにつづります。

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健康

1995年の暑い夏

投稿日:2011年11月20日 更新日:

1995年の6月か7月頃だったと思う。
「のど」というかちょうど「のど」と「あご」の接点のあたりのリンパ腺が腫れ、
グリグリができて、なかなか治らなかった。
産業医に診てもらったところ、たぶん大丈夫だと思うが、
見えないところで大きくなっているといけないので、
念のため、大きな病院で診てもらった方が良いとのこと。
そこで、前回書いたように、父の手術で通い慣れた順天堂への
紹介状を書いていただき、受診。
<8月11日(金)>CT検査
CT検査の結果は、異常なし。
ただし、先生曰く。
「初診時に採取した血液の検査の結果、ガンマーカーが高値だったので、
体のどこかにガンがあるかもしれない。一応、全身を調べてみましょう」
ガガ~ン


あんたはガンかもしれないよっていうことでしょ。
本人告知の時代とはいえ、ずいぶんと簡単に、言うもんだ。
この日は、胸部レントゲンを撮って、採血。
そういえば、採血の時の看護婦さん(当時は、良いんだよね、これで)との会話で、
何の事だか忘れてしまったが、何かを急ぐかどうか質問したら、
「大丈夫よ、ガンだったら、すぐ死なないから」
みたいな返事をもらった記憶がある(笑)
<8月15日(火)>注腸検査
注腸検査とは、肛門からバリウムを入れる腸の検査のこと。
腸を空っぽにする必要があるため、前日は、検査食。
朝:白がゆ+粉末梅干し、味噌汁
昼:味付きがゆ、おすまし
夕:ポタージュ
当日は、検査台に乗り、肛門に何かを塗られ、指を入れられ、
チューブを挿入され、バリウムを注入。
経験の浅い担当の人と指導員のような人との二人組で、
完全に練習台に使われていた。大学病院だからそれも仕方あるまい。
<8月18日(金)>胃カメラおよび腹部超音波
<8月25日(金)>検査結果を聞きに行く
腫瘍マーカー(CEA):基準値3のところ、7月が7.8、8月11日が11.5
胸部X線:異常なし
注腸検査(大腸):S字結腸付近に憩室あり
腹部超音波:左腎臓にのう胞あり
胃カメラ(内視鏡):十二指腸にポリープがあるが診たところ問題なし
           (そういえば、検査の時に少し切ったと言っていた)
診断:CEA高値が気になるので、更に頭部、胸部、腹部のCT検査および検便を実施する。
この頃、タバコを20~30本/日吸っていたので、10本/日程度に減らすように指示あり。
この日に、頭部CT検査を受ける。
<9月12日(火)>胸部CT検査、検便提出
<9月13日(水)>腹部CT検査
<9月16日(土)>判決!!
頭部、胸部、腹部CT検査ならびに便潜血検査の結果、
特に悪いところは見つからなかったとのこと。
1995年の暑い夏は、終わった.......
追)
本人以上に家内にとって、暑い夏であったようである。
それもそのはず、この年、長女が幼稚園の年長さん、次女がゼロ才だったのだから。

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